久保2冠の将棋について
先日、竜王戦のトーナメントで、14連勝中だった橋本七段を破った久保2冠。
素人目には、割りと途中で攻め込まれてしまうことが多いようにも思えるのですが、気がつくと何か逆転してる?ような将棋が多いような気がします。
最近では、羽生さんや佐藤(康)さんも振り飛車を採用することもありますが、居飛車党の振り飛車とやっぱり指し手が違うのではと思えます。
皆さんは久保2冠の将棋について、どのような印象を持ちますか。その強さはどこにあると思われますか。現役振り飛車では最強と思いますが、故大山十五世と比較した場合どうでしょうか。
|||
>久保2冠の将棋について、どのような印象を持ちますか。
キャッチフレーズが「捌きのアーティスト」。
ですので飛車・角を軽く捌く、印象ですね。
>故大山十五世と比較した場合どうでしょうか。
大山名人は、重厚な印象です。
左金で相手の出足を止め持久戦へ誘導。離れている左金を中央から玉側へ集結。
厚みで圧倒するような印象があります。
晩年は、自分から動く将棋が多くなりましたが....。
>その強さはどこにあると思われますか。
タイトルを獲得する辺りから、大山的指し回し・受けの好手が目立つようになった感じがします。
「捌き」と「重厚さ」を持ち合わせて、今のところ「現役振り飛車では最強」なのは間違いないと思います。
|||
久保さんは、飛車の使い方・さばき方は当代随一の才能だと思います。
飛車を縦のラインで攻めに使っているように見せつつ、
実際は横のラインで防御に使っていた・・など、変幻自在な印象です。
羽生さんはなんといっても、銀の使い方が抜群です。かなり端のすみに居た
銀が手順でどんどん中央主要部を制圧してたり、銀を動かす手がたくさんあった将棋は、
羽生さんの名局が多い印象があります。
|||
さばきかたがすごい方なので、逆転してるようにみえますね(>_<)攻めさせて駒を持ち駒にたくわえて、反撃する。みたいなかんじなので。
0 件のコメント:
コメントを投稿