プロ棋士の投了は早すぎると思います。
なぜですか?
極端な話し、初心者の為にも、もう少し指してほしいです。
特に、詰みの局面では。
例えば、読売新聞の将棋欄に掲載されてた
竜王戦2組準決勝
橋本七段vs島九段
先手の橋本七段の▲4八歩で投了
例えば、▽同成銀として
以下
▲4二竜、▽同玉、▲5一角、▽3二玉、▲4一馬、▽2二玉、▲3一銀、▽1三玉、▲2四金、▽同歩、▲1四金、▽2二玉、▲2三金までの詰みです。
せめて、▲2四金までは指してほしかったです。
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例えばNHK杯戦のようなテレビ棋戦では視聴者側の棋力の幅が広い(初心者から上級者まで)ことが予想されるので、完全に頭金に近いところまで指してくれる棋士が多いと思います。
新聞将棋はテレビに比べれば読者層も中上級者が多いから、ということもあると思いますが、ご指摘の橋本七段vs島九段戦に関しては、観戦記をお読みになっていればお分かりだと思いますが、島九段がひどい腰痛に悩まされていたという背景もありますから、あの場面での投了もやむを得なかったでしょうね。
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プロ棋士は、将棋の普及啓発の仕事より、棋戦で生活
しています。
その棋戦は、棋譜として何百年何千年と残りますので、
見苦しい戦いはしません。
まだ少しでも可能性があれば粘りますが、プロの誰もが解
る負けの状態になったら、当然投了します。
アマは、その局面から詰んでみるのも勉強の一つだと思い
ますが、NHKでは投了局面からプロアマで遊ぶ企画があ
りますね。
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棋士にもいろいろな考えがあり、早い人も、とことん粘る人もいます。
持ち時間が短い対局では、相手が完全に読みきっていないと思えば、徹底的に戦いますし、テレビ将棋なら、最後は3手詰みくらいの局面までやることが多いです。
しかし、持ち時間が長い対局の場合、プロどうしだと、詰み30手前くらいで、互いに、詰みが見えてしまうので、いわゆる「最後のおねがい」とか、「形作り」をやって、即詰み直前の局面で投げるのが普通です。
それは高段の棋士になれば、なるほど、顕著になります。
また、棋譜は、新聞紙上などで発表されます。棋譜はプロ棋士の「商品」でもありますから、勝ち目のない局面で、あまりにも見苦しいクソ粘りをするのは、「棋譜が汚れる」と言って、プロは嫌がります。
素人目には、まだまだ戦えると思える局面でも、対局者の目には大差がついているのだから、投了やむなしです。
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アマにも分かりやすいところまで指す、というのが信条の人もいるみたいですね。
しかし、「アマ」の基準は人それぞれですし。
ま、人生とプライドがかかってる棋士たちが「負けた」と感じた時の無念さを、分かってあげてください。
将棋で一番つらいのは、「負けました」と言うことではなく「負けた」と感じた時なのです。
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初心者に教えるためではないですからね、確かにプロ戦は決着早いですねW
あまり食いつくのはよろしくないみたいですよ、潔く認めろみたいに私は指導されましたしW