将棋のプロ棋士が対局で、23手以上~の即詰みを読みきった実際の例を教えて下さい。
23手以上~の「詰み」を見つけたプロ棋士が、頭の中で描いた詰み手順通りに、勝った対局の棋譜をお教え頂けないでしょうか?
最後の、「詰みに入った部分」だけで結構です。
例えば、具体的に、先手▲~~、後手△~~、▲~~、△~~、という風に、その詰み手順を書いて頂けると助かります。
その対局者二人の名前、どっちが何手詰めを読みきって勝ったか? などもできれば知りたいです^^
僕は将棋は大変弱いし、詳しくない者なのですが…、、
ご回答、心よりお待ち致しております。(ペコリ)
どうぞ、ヨロシクお願い申し上げます!(ペコリ)
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23手詰め以上を読み切った例ですか?
すみませんが、幾らでもあるように思いますよ。
難しくない単なる並び詰めも含めるなら、
アマ初段前後でも普通に可能だと思います。
プロの場合、「頭の中で描いた詰み手順通り」に、
最後の1手まで指すなんてことはほとんど無いですけどね。
谷川九段の伝説的な棋譜を貼ります。
1992年10月の、第5期竜王戦第1局です。
難解な終盤戦で、光速流ただ1人が、
後手の鮮やかな寄せを読み切っていました。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=6038
羽生さんが読めなかったのですから、検討も骨が折れます^^;
102手目の5七桂の時点で読み切ったのでしょうね。
本譜は6八銀以下…17手詰ですね^^;。
でも(←言い訳)紛れには40手を超えるものがあります。
本譜の方が読み切るのは大変だと思いますが。
<手順の1例>
△6八銀 ▲同 金 △5九飛 ▲6九銀
△同飛成 ▲同 金 △同桂成 ▲同 玉
△6八銀 ▲同 玉 △5七銀 ▲同 金
△同歩成 ▲同 玉 △5六金 ▲4八玉
△5七角 ▲3八玉 △4七金 ▲同 玉
△4六銀 ▲5八玉 △6九銀 ▲5九玉
△5八歩 ▲同 角 △同銀不成 ▲同 玉
△6八金 ▲4九玉 △5八角 ▲3八玉
△4七角成 ▲2八玉 △3七銀成 ▲1八玉
△2六桂 ▲1七玉 △1六歩 ▲2六玉
△3六成銀 まで、後手の勝ち
>補足
本譜の順ですね。
△6八銀 ▲8九玉 △8八歩 ▲同 金
△7九飛 ▲9八玉 △8九銀 ▲同 金
△同飛成 ▲同 玉 △8八銀 (まで126手で後手勝ち)
投了以下は、簡単な即詰みです。
▲9八玉は△8九角▲8八玉△7八金まで。
▲8八同玉は△7九角▲7八玉△6九銀不成▲7九玉△7八金まで。
▲7八玉は△7七銀左成まで。
光速流、おそるべし…102手目△5七桂の所では、
控室は皆が皆△5七歩成を予想していたようですが。
自玉の安全を保ちつつの、鮮やかな寄せでした。
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確かに23手くらいの詰みならたくさんあるでしょうね。
私の記憶に残っているもので、舞台と対局者が揃っているものといえば、2002年の佐藤九段×羽生棋王の棋王戦第1局ですか。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=1772
終局図は詰み手順の途中で、73桂成の王手から9手進んでいます。同玉と取ると早く詰むので82玉と逃げますが、最後まで指すと以下、
▲73銀△92玉▲93香△同玉▲82銀打△同飛▲同銀不成△同玉▲73金打△93玉▲83金△同玉▲73飛△82玉▲72金△92玉▲93香までとなります。73桂成から数えて27手の即詰みです。
手数は長いですがやさしい追い詰めですので、プロなら誰でもひと目で詰ませられます。
ちなみに本局は公開対局でした。やさしい詰みですが生で見られるとちょっと感動だったかもしれませんね。
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