プロ将棋界は、プロ囲碁界より新聞社依存度が強いのですが、今年は朝日新聞社が赤字です。
今回の円高、株価暴落を受けて、大手企業の広告料が削減され、発行部数も落ち込みを続けています。
新聞は読まない人が増えました。はっきりいってネットがあれば、新聞はさほど必要はありません。このまま新聞社が急速に先細りしていくと、おそらく、寄付に近い棋戦の主催も、まもなく縮小されていくことになると思います。
今後のプロ将棋界の行く末を心配します。
あなたは、将棋連盟は、どのような方向転換が必要だとおもいますか。
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押し紙の多い毎日新聞 より
まだ朝日の方が経営は健全です。
名人戦を毎日単独から朝日,毎日の共催にした
将棋連盟は一応先を読む力があったと言ってよいでしょう。
(反感も多かったですが、今考えると最善手でしょう)
朝日はプライドの高い会社ですから、
直ぐ棋戦縮小はしないとは思います。
新聞は食堂にあるので、朝日と日経を読んでいますが、
確かにネットがあれば不要に近いです。
竜王戦、名人戦の契約金総額は3億円前後ですから
1日当たり80万円は使っていることになります。
(タイトル戦の旅館の費用や観戦記などを考えると
100万円以上と推定されます)
今年の竜王戦の第1局のパリ対局には3,000万円
ほどの費用がかかったそうですが、
読売新聞社の関係者的には大成功とどこかで読みました。
(ネット中継のアクセス総数などから)
将棋はネットと相性がいいですし
新聞社がコンテンツとして簡単に手放すとも思えません。
(プロ野球の球団を持ったり、
高校野球のスポンサーになったりしていますからね)
しかしながら、棋戦の数は平成初期が最高で
それ以降は漸減しているだけにいろいろ工夫は
必要だと思います。
普及に関して言えば、朝日、毎日から出ている
普及協力金の力(5年間限定ですが…)で
かなり地方にも棋士派遣が行われています。
草の根活動的な意味ではちょっともの足りないですが…
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今すぐに何か変える必要は無いと思う。朝日・毎日共催も結果的にはほぼ最善手だったし、大和証券からネット棋戦が出来たのも大きな進歩でしょう。何事も急な変革はしないというのは将棋界の短所だけど長所でもある。方向転換をするより、現在地方で普及活動をしている人たちに対する支援を地道に進めていくのが肝心ではないかと。普及は、人と金をつぎ込めば一夕一朝で出来るようなものではないし、イベントとかで一時的に人を集めることはできても、将棋という文化を継承していくのはそういった方法でやっていくしかないから。将棋連盟が赤字になっても、将棋を指す人が増えれば結局はプラスになる。
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将棋に関心のない人が多いことだと思います。
なので、普及に力を入れるべきです。特に若い人への。
でないと、将棋界の影が薄くなる一方だと思います。
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