2012年3月28日水曜日

将棋はなぜ男女別に分かれてるのでしょうか?女流棋士の存在理由がわかりません。

将棋はなぜ男女別に分かれてるのでしょうか?女流棋士の存在理由がわかりません。

男性と女性の脳の構造が違うので女性に不利となる・・・・

だとすれば入学試験や国家試験も男女別にすべき・・・・

正当な理由もなしに区別することはないと思いますが、その理由はなんでしょうか?


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歴史的背景から、女子の参入が遅れたからだと思います。

競技人口も少なく、ある程度の保護の壁は必要だと思います。

差別かも知れませんが、同程度の棋力となれば、壁は無くなると思います。

ちなみに、竜王戦とかは女流棋士出てますし、男女に分かれているというよりは、

女子だけ別に試合があるといった感じだと思います。



それに、女流棋士がいなくなったら、なんとなく見る一般人も減るでしょう。

棋士といえど、人が興味を示さなくなったら、終わりなんですよ。

それはスポーツでも同じこと。

むさいオッサンだらけの解説とか聞いても面白くないでしょう。

私は面白くない。



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女性への普及、という面を考えると

目標としてのプロ棋士は必要な存在でしょう。



女性が未だ「正会員=奨励会卒業」になれないことが

最も残念なのですが…男社会なので、入ってきにくいという

側面もあるようです。(男性と一緒に修行することの難しさ)



「脳の構造…」に関しては囲碁界の実績を見ると、必ずしも

当てはまらないと思います。囲碁ならできて、将棋は苦手という

根拠がありませんので。


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別に区別している訳ではありません。棋士育成機関である奨励会で然るべき成績を収めれば女性であろうと正棋士(男性棋士と同じ)として扱われます。過去に何人かの女性が奨励会に入会しプロを目指しましたが残念ながら未だ正棋士に達した方がいらっしゃらないだけです。

一方で将棋普及に女性の力(ビジュアル面、配慮面、同性(女性)への普及面、等)は欠かせません。その為に、当時の女性トップアマを集結させ、正棋士とは異なる制度で運営される女流棋士というポジションを作ったのです。



決して差別している訳でも何でもない事をご理解下さい。



ちなみに過去に奨励会に入会しプロを目指した経緯の有る現役女流棋士は、蛸島彰子女流五段、中井広恵女流六段、矢内理絵子女流名人、千葉(旧姓・碓井)涼子女流三段、岩根忍女流初段、甲斐智美女流二段、です。現在でも確か1~2人在籍している筈です。

追記ですが、女流棋士の奨励会での最高位は2級で、上記の蛸島女流五段以外全員が到達しています。

<注>蛸島女流五段は奨励会初段まで昇っていますが、当時は『指し分けで昇級』という非常に甘い特別規定だったので、これは実績としては除外させて頂きます。


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これは、すでにいろいろなところで書いている方がいらっしゃると思いますが、

女性の競技人口が少ないことも理由とされます。



たしかにそうなのですが、もう少し突き詰めると、小学生くらいでせっかく将棋覚えたのに、

進学して行くにつれて、やめてしまう率が高いように考えています。



プロ四段になるくらいだったら小学生のうちから注目されているはず、という意見もあるでしょうが、

女の子への普及を考えた時、まわりが男ばっかりになって相談したい時に女性指導者がいるといないとでは

全然違うと思います。女性の棋力全体の底上げのための女流棋士制度であり、実際、普及に努められていることで

アマチュアの女性が今度は将棋を教える、という事も増えてきました。



本題からそれました。現在は普及のために女流棋士は大変がんばっていますよ。

対局でもがんばっていますし、存在意義はあります。



バラバラの文章になってしまい申し訳ありません。


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まだ女流棋士の実力が男性棋士に追いついていないため、女流棋士が奨励会レベルで詰まってしまうことを防ぐために女流棋士戦を別途につくりました



囲碁のように男女の差が少なければ分ける必要はないのですがね


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男女別に別れているわけではなく、

男女ともOKの正棋士と

女性のみOKの女流棋士があり、

後者は前者ほど権利もなく待遇もよくない

それだけです。

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