2012年3月6日火曜日

将棋の7大タイトル戦ごとの特徴ってあるのですか?

将棋の7大タイトル戦ごとの特徴ってあるのですか?

たとえば、◯◯戦はやたら最終戦までもつれるとか、△△戦はやたら持久戦の局が多いとか、□□戦はやたら先手が有利とか。


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大まかに分けるなら

「2日制・7番勝負」(竜王・名人・王位・王将)

「1日制・5番勝負」(棋聖・棋王・王座)

の二つ。持ち時間も違います

(名人は9時間、それ以外の2日制は8時間、王座は5時間、残りは4時間)。



他には挑戦者の決定方法。

予選はトーナメント、は(名人戦以外)共通ですが、

予選免除される棋士の数や条件、

予選通過者による挑戦者決定戦がリーグなのかトーナメントなのか、が違います。



あとは、

・竜王戦の第1局は2年に1度海外で対局をする(昨年はフランス・パリ)

・棋王戦の第1局(今年は2月8日)は公開対局(今年は富山県小矢部市)

・今年の王将戦第1局は将棋界初の「美術館」開催(1月17~18日、大塚国際美術館)

など、主催者ごとにこだわり?があるようです。

今度の第67期名人戦は、対局場が一般公募され、

通常はホテル・旅館で行われるタイトル戦が、それ以外の場所で数回開催されることとなりました。

第2局(4月21~22日)…「熊本城」

第3局(5月7~8日)…「福寿会館」(広島県福山市の迎賓館)

第4局(5月21~22日)…「金剛峰寺」

第6局(6月15~16日)…「東本願寺」

(朝日新聞のHPより)



戦績(フルセットになりやすい、先後の勝率など)や、戦形に特徴が出ることはほとんどないですね。

あるとすれば、そのタイトル戦によく出る棋士の特徴が出るくらい。

例えば羽生「王座」が17連覇中の王座戦はストレート勝ち(3-0)がうち10回、とか。

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