将棋の羽生善治名人が勝利されたニュースを見てて思ったんですが、
プロ棋士の皆さんって、必ずといって良いくらい扇子をもって対局してますよね?
あれは何故なんでしょうか?どなたかご存知の方、お願いします。
アマチュアの棋士さんも扇子を持って対局するんでしょうか。
|||
アマチュア名人戦とか竜王戦の予選にでると参加賞として扇子をくれたりしますが....
>あれは何故なんでしょうか?
和装のたしなみとして、扇子と懐紙がセットになっています。
江戸時代のお城将棋や改まった場所では正装(もちろん和装のね)をするという前提がありました。
とすると、必然、扇子を持っての対局が正式ということになったわけです。
それが引き継がれて、明治から昭和初期までは和装での対局が基本(少なくともタイトル戦等の一等の対局では)となっていて、扇子を携えていくという風習が付きました。
で、扇子をパチパチ鳴らすのはある種のマナー違反なのですが、これがどこでもあって頭の痛いところでした。
将棋の石田和雄九段なんか、扇子で頭を叩いたり、扇子を閉じて力いれたりで、一局終わると扇子がバラバラとかいった棋士もいました。
>アマチュアの棋士さんも扇子を持って対局するんでしょうか。
結構多いです。わたしも県大会の予選とかに出る時には数本携えています。
相手の扇子に書かれたサインの棋士に勝率がよい棋士のを選んだりとか...
普通は、好きな棋士の揮毫の扇子を使ったりとかしていますね。
白扇子を携えてプロ棋士のサイン会とかで揮毫してもらうというのもあります。
|||
昔は駒台がなく、扇子を広げて、その上に置いていたという話を読みました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1423656979
私は、大会などの真剣勝負なら扇子が必要です。
考えていると頭が過熱してくるので、熱い頭を扇子でバタバタと仰いで頭を冷やします。
濡れたハンカチで頭を拭いてからそれをやるとより効果的です。
やったことないですが、扇子の裏に、「下手の考え休むに似たり」と書いておき、長考中の相手のほうに向けるということも効果的かと思います。
|||
アマチュアの方も持っている人は多いですね(有段者に多い)扇子は昔から棋士の小道具の一つで、使い方はパチン、パチンと開閉して思考のリズムをとる。(これは相手が嫌がる場合がある)あとは顔に風を送って気分転換をして考えをまとめたり、ピンチの場合の解決手段を考えたり最後の詰めを考えたり、することに使いますね。まあ落語家も扇子は持っていますが同じようなものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿