2012年3月23日金曜日

将棋の段位について

将棋の段位について

今日将棋チャンネルで将棋を見ていたのですが、段位のところで、銀河と出てきました。



王座・王将とか竜王とかは聞いたことありますが、銀河は初めて聞きました。





位的にはどういう状況なんでしょうか?

また全部でどれくらいの段位があるんでしょうか?


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「銀河」とは、銀河戦の前回優勝者のことです。

銀河戦はタイトルではないので、「銀河」という呼び方は、銀河戦を放送する囲碁・将棋チャンネルでしか使われません。



同様に、NHK杯将棋トーナメントで優勝すると、NHKでは「NHK杯選手権者」あるいは単に「NHK杯」と呼ばれます。



ちなみに、プロ将棋界でタイトルと言われるのは「竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、王将」の7つです。

竜王の前身として、過去には「十段」というタイトルもありました。

さらにその前身に「九段」というタイトルも存在しました。(今の段位の9段とは別です)

また、女流プロ棋界は、「マイナビ女子オープン(女王)、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花」の5つあります。

http://www.shogi.or.jp/kisen/index.html



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「銀河」というのは、銀河戦以外では聞きませんね。

「銀河」といっても、次期の決勝トーナメントにシードされるわけではないので、そういった優遇はありません。

阿久津主税銀河は、パラマスの最上位にシードもされていません。(もうちょっと優遇してあげても良いのでは?)

あくまで、B級2組の七段としての扱いです。

「JT杯覇者」もJT杯の中だけの呼称です。

「新人王」は、他でも聞きますが、表記はされませんね。

「朝日杯OP」「最強戦」「達人戦」は、聞いたことがありません。

追記。

「NHK杯選手権者」は、BSの「囲碁将棋ジャーナル」でも表記されることがあります。

でも、司会の熊倉さんは、「羽生NHK杯」と言ったり「羽生名人」といったり「羽生先生」と言ったり、大混乱してますね。


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銀河は棋戦のタイトル名で優勝者に送られる称号です。

トッププロでないと取れないので段位としては8段や九段のにあたります。

段位はプロの一番下が4段で上は9段までです。他の7つのタイトルと

約9個の棋戦があります。


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NHK杯選手権者 という名称もそうですが前回優勝者を番組内でそのように呼ぶ通例があるようです。番組以外では用いられないようです。

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