最近、将棋のプロの公式戦で、持久戦の矢倉がほとんどないのはなぜでしょうか?
中飛車や横歩取りが流行しているからというのもあると思いますが、
私が将棋を覚えた20年くらい前はかなり矢倉が多かった印象があるので不思議に思っています。
戦法的に限界に来ているのでしょうか?
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「先手有利だから」という回答が散見されますが、これは少々認識違いというもので、いわゆる「▲4六銀▲3七桂型」や「森下システム」といった定跡型は、ここ数年はむしろ先手の方が苦戦しているのです。最近になって先手も盛り返しているようですが、後手を持って指したくない、と考える棋士は少数派だと思います。
ただ、現在プロでは居飛車党であっても初手▲7六歩に対して△8四歩と突く棋士は激減しています。これは横歩取りや一手損などが流行している、ということでもあるのですが、その背景には以下▲2六歩とされて角換わり腰掛銀に誘導されるのを避けている、という意味合いの方が強いのです。一手損でない角換わりは同型腰掛銀を始めとして、先手の勝率がかなり高くなっています(だからこそ竜王戦の結果は衝撃的ではあるのですが)。
2手目△8四歩が減ったことにより、結果として相矢倉も減少している、ということなのです。
また、矢倉でも藤井流という新たな形が流行の兆しを見せ始め(昨日のNHK杯もこれでしたね)、従来の形が取り残されている、ということも原因としてはあります。
決して矢倉自体が戦法としてダメになった、ということではありません。
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確か20年前は矢倉と四間飛車ばっかだったような…。
飛車先不突き矢倉が流行りだしたのがだいたい25年前ぐらい前でしたね。
先手がかなり手が広いのは間違いないです。
後手もいろいろ工夫してきたのですがやや苦戦気味です。後手も飛車先を保留する形になれば勝率5割になるみたいですけど…
最近では居飛車党でもゴキゲン中飛車を指す人が結構いますもんね。
生活賭けてやっている以上は勝率の高い戦法を採用するのは自然の流れだと思います。
ただ、先手がいいという結論が出たわけでは全くありません。強い人は堂々と後手を持ちます。
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先手有利が確定したことと
さすがに飽きたからでしょう
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①藤井矢倉の優秀性が認められ、矢倉党も多くの棋士が急戦研究に比重を移している
②羽生世代以降の棋士の中で、居飛車しか指さない居飛車党は、今や少ない
③一手損角換わり、横歩取りの全く衰退しそうにない人気ぶり
④ゴキゲン中飛車の大流行…先手にどう来られても良い勝負にはなる「振り飛車」採用
⑤軽い将棋を指す振り飛車党の活躍:久保二冠、広瀬前王位、戸辺六段、菅井五段など
…素人考えですが、思いついたものを並べてみました。
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タカシさん こんばんは(*゚ー゚)v
レスありがとうございますo(^-^)o
将棋の事は、まったく分からないのですが…
ゴロゴロして過ごすのも、いいですよね♪
もも☆
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