将棋のアマとプロの強さの比較について質問します。
縁台将棋程度の知識しかないのですが昔から勝負事のプロとアマの差は将棋の世界がもっとも
顕著であると聞いてますが私にはそうも思えないのですが・・・・
最近新聞紙上にもプロ高段者とアマ高段者の対局がありプロ側が時折負けてる事があります。
無論アマの方も元将棋奨励館出身で志半ばでプロの道を断念した方も多いとは思いますが
それにしても様々な予選リーグ・・トウーナメントで勝ち上がってのA級高段者が負けるとは・・・
勝負事にはその時々の精神状態や運も作用すると思いますが実力の違いがあれば関係が無い
と思えるのですが・・将棋に詳しい方のお答えを・・・・
直・・他の競技に於いての柔剣道の高段者などは名誉的な段位で有る事は承知してますが
将棋・・碁の世界は実力どうりの段位と思っていましたが・・・
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昔からといいますが、昔と今では多少事情が異なっているという事実がまずあります。
スポーツなどと同じく将棋の推薦で入れる企業や大学も多く、このようなケースは入社後も将棋に専念し、プロ並の将棋の研究をしている場合もあります。
またインターネットの普及により、将棋の研究もやりやすくなり、トップアマのレベルは着実に伸びていることを挙げます。
その上で、アマとプロの差を検証していきたいと思います。
まずプロとトップアマの対局についてですが、多く行われている棋戦に竜王戦と朝日オープンがありますが、いずれもアマの勝率は三割くらい。
アマには普通プロになったばかりの新四段が当たりますが、その相手に三割ではトップアマとプロには明確な力の差があるといわざるを得ないでしょう。
また、A級高段者に勝つのは超レアケースですね。勝ったことのあるアマは山田敦幹さんと瀬川晶司さん(現プロ)くらいだと思いますが他にありましたか?
あとプロの段位は実力通りとは言えません。
段位は一度上がると下がらないので、過去の実績が高い人は力を落としても高段のままですし、普及への貢献など実力以外の面が評価され昇段することもあります。
さて、実際プロとアマの実力差ですが、駒落ちでプロと指すとその実力差を感じます。
例えば私は大学の将棋部に所属していますが、この将棋部のスタメンなら、将棋部以外の人には二枚~六枚落ち(飛車角~飛車角桂香落ち)で勝てます。
しかし、その部員相手でも、プロなら同じようなハンデを逆につけて勝てるのです。
大量の駒を落としても上手に勝機があるのは将棋の魅力であり奥深さだと思いますが、この奥深さにより将棋はプロとアマの差が顕著にあるのだと考えられます。
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